排水管の水漏れをコーキングで補修

■コーキングをつかった補修の注意

排水管から水漏れが起きたときには、さまざまな原因が隠れています。解決するためには、原因に合わせた修理方法を見つけるのが大切です。わずかなすき間ができて水漏れしているのであれば、大掛かりな交換をしないで済むかもしれません。配管が完全に劣化し、排水管として利用できない状態であれば、一時的な補修方法では意味をなさないため、修理というよりも交換工事が必要です。
排水トラップと排水管の接続部分にほんのわずかなすき間ができている場合には、市販されているコーキングで対応できる可能性があります。コーキングはもともと止水などに使われるものではありませんが、水まわりに強く耐水性もあります。ホームセンターなどで必要な道具を揃え、コツを掴めば自分自身で修繕することは可能です。自身で施工したあとに、再度同じ場所で水漏れが起きてしまったら、できるだけ早く本格的な修理を検討する必要があります。
こうした状況で使われるコーキングとは、シリコンなどで作られている材料です。窓のサッシ周りを見ると、弾力のある白やグレーの素材を見つけられるでしょう。この弾力がある素材が水を通さないため、一時的な補修として使えます。そのままでは塗装をはじいてしまいますが、中には塗装ができる変成シリコンというものもあります。
コーキングだけでは接着力が弱いため、単独では剥がれ落ちやすいです。しっかり接着させるためには、下地に接着剤が必要です。これはプライマーと呼ばれており、専用のものを選ぶのがポイントです。水には付着できないため、プライマー塗布の段階からしっかり乾かしたあとに施工するのが、失敗しない秘訣です。

■プライマーを完全に乾燥させてから施工

コーキングで排水管の水漏れを止める場合には、その状態を確認していきます。どのような状況で水漏れが起こっているのか、場所はどこなのかを確認しなければ、本当にコーキングが使えるかどうかがわかりません。水漏れしている量が少量であり、すき間もわずかなものであれば利用できる可能性が出てきます。パッキンにすき間が開いて漏れている箇所は避けたほうがいいでしょう。パッキンの表面には油が塗られており、プライマーもつかないかない可能性があります。
プライマーは乾燥している状態で塗布しなければいけません。塗る前は止水栓を閉めて、必ず水分をふき取り乾燥させます。風を当てて水分を完全に乾燥させるといった処置も必要です。ただし、配管には耐えられる温度が設定されているので、変形させたりしないように冷風をあてましょう。乾燥した状態になったら、先にマスキングをしましょう。マスキングテープもいろいろな種類のものが販売されていますが、マスキングテープの幅がある分だけ施工面が汚れにくいため、慣れていないときには、ある程度幅広のものを選ぶといいでしょう。
マスキングをしたらプライマーを塗りますが、ここから施工は連続していきます。段取りをしっかりとしておくのが失敗しないためのポイントです。あとから用意してなかったことに気が付いても、間に合わない場合もあります。コーキングは時間との勝負という部分があるため、養生を含めて入念に準備をします。

■打設する際には段取りがポイント
コーキングを打設するには、ガンとカートリッジが必要です。一般的なカートリッジは先端をカッターナイフで切って施工面に合わせます。ハサミでは切れないため、カッターナイフを必ず準備しておきましょう。打設したら、ヘラで仕上げていきます。圧着していないとすき間が開き、そこから水漏れしてくるため、ヘラも施工面に合ったサイズを用意するのが大切です。ヘラにはコーキングの材料がついてしまうため、拭くためのウエスなども手元に置いておきましょう。
打設したら、マスキングテープをはがします。ここで時間を掛けてしまうと、硬化が始まり剥がしてはいけない部分も剥がしてしまうことがあるため、施工終了後すぐに剥がすことが大切です。ヘラで仕上げるときには、マスキングテープで養生します。マスキングテープはその接点より1ミリから2ミリ程度外側に貼るようにしましょう。マスキングテープにコーキング剤が乗ると、剥がすときに施工部分まで引っ張られてしまいます。接点に被せるように貼ると仕上がりの面がその分だけ狭くなってしまいます。
マスキングテープを取り外す際には、コーキングが張り付いたままの状態になるため、ラップの芯などを使って巻き取っていくと、施工部分以外に張り付いて汚したりするのを避けられます。
施工が終了したら、そのまま24時間放置して完全に硬化させなければいけません。時間がかかりますが、これより早く表面が硬化したからと言って水を流したりすれば、内部は完全に硬化していないため押し出されてはがれてしまうことがあります。これでは意味がないため、完全硬化を待ってから使用しましょう。
排水管の場所によっては、カビが生えやすいところもあります。この場合には防かび剤が配合してある材料を選ぶのが大切です。コーキング自体にカビが生えて根を付けてしまう場合もありますので、湿度が高いところは注意が必要です。

クラシアン
トイレのつまり、蛇口の水漏れ、排水口のつまり等、水のトラブルはクラシアンにお任せ下さい!24時間365日対応、0120-511-511までお電話下さい。年間80万件以上、業界No.1の対応実績!「くらしに安心を提供する」くらしあんしんクラシアン。

クラシアンへのお問い合わせ